主黒アキラ&白丸ペロ


リーダー「こんなに才能があるオレ様が売れないのは、恐らく名前が悪いんだ。そう思わないか?」


マスター「そうだな…確かに俺たちが奏でるシティーポップスには相応しく無い演歌歌手みたいな名前だな」


リーダー「だろっ」


マスター「オレが良いのを考えてやるよ」


リーダー「オウッ、宜しく頼むぜっ!」


マスター「お前は面長で色が黒いから、名字は面黒(おもくろ)が良かろう。でもちょっと待てよ…面は主の字にした方がいいな。主にした方が断然威厳が出るからな」


リーダー「ちょっと待てよ。それって変じゃない?」


マスター「なに言っちゃってんの?最高だよ。名前はカタカナでアキラとしようぜ。名字が重いから名前はポップにした方がいい」


リーダー「…」


マスター「主黒アキラ。良い名前じゃん!」


リーダー「そんな名前ぜんぜんピンと来ない。そんな名前はごめんだ」


マスター「何て言いぐさしやがる!怒ったぞ。もう勝手にしやがれってんだ!!」


リーダー「でも主黒アキラって…分かったよそれでいくよ」


マスター「嫌々なら別に使って欲しく無いね」


リーダー「嫌々じゃないよ。なんか良い名前のような気がして来たよ」


マスター「本心か?」


リーダー「本心だとも!」


マスター「じゃあ今度はオレの名前も考えてくれよ」


リーダー「お前は色が白くて丸顔だから白丸だな。名前はポップにペロとしようじゃないか!」


マスター「…」


リーダー「白丸ペロ。良い名前じゃん!」


マスター「これは腹いせか!!」


リーダー「ハッハッハッハッ!」


マスター「キミはボクを愚弄するのか!!」


リーダー「大袈裟だな。冗談だよ」


マスター「ウ〜〜〜ワンッ!!」


リーダー「ペロが吠えた!ペロが吠えた!!」


マスター「ハッハッハッハッ!」


リーダー「ハッハッハッハッハッ!」


リーダー&マスター「俺たち仲良しだよなぁ〜。ハッハッハッハッハッ!」