オーバー


















先生「本日は新鮮な素材をいかした”ひらめのこぶじめ”を作りましょう。オーバー」


アシスタント「では先生よろしくお願い致します。オーバー」


先生「アイアイサ〜!まずヒラメは薄くそぎづくりにし、お塩を軽くふりましょう。オーバー」


アシスタント「了解いたしました〜!オーバー!!」


先生「昆布は酢と水を大さじ2づつ混ぜた酢水に通してぬれぶきんに包み、やわらかくしましょう。オーバー」


アシスタント「ラジャー。オーバー」


先生「コンブちゃんでヒラメちゃんの両面をおおっちゃってその上にお皿で重ししちゃったりして。オーバー」


アシスタント「ワンダホー!オーバー」


先生「そしたら冷蔵庫で二時間くらいヒラメちゃんのぞぎつくりには眠っちゃってもらいましょう。もっともヒラメちゃん本体はとっくの昔に永遠の眠りについちゃってますけどね。オーバー」


アシスタント「ユーアークレイジ〜!オーバー」


先生「二時間ねかせたら”朝ですよ〜”ってヒラメちゃんをおこしてあげましょう。オーバー」


アシスタント「”もうちょっと寝かせてくれ”って言ったりして。オーバー」


先生「おこしたヒラメちゃんをスダチを敷いた器に小高く盛りつけましょう。オーバー」


アシスタント「見た目もきれいで、すごく美味しそうですね。オーバー」


先生「このまま召し上がって頂いても美味しいのですが、本日はもうひと工夫くわえます。オーバー」


アシスタント「それは楽しみです。オーバー」


先生「この繊細な食べ物にケチャップをふんだんにかけましょう。オーバー」


アシスタント「エッ!やめたほうがいいと思います。オーバー」


先生「ケチャップこそ老若男女を虜にする魔法の調味料!オーバー」


アシスタント「本気ですか。オーバー」


先生「本気です。オーバー」


アシスタント「かけちゃいますよ。オーバー」


先生「やっちゃいなさい。オーバー」


アシスタント「やっちゃいました。オーバー」


先生「任務終了。オーバー」


アシスタント「先生、来週はどんなお料理を教えていただけますか?オーバー」


先生「来週は”はもの吸いもの”です。オーバー」


アシスタント「来週もひと工夫ありますか?オーバー」


先生「ありますよ。赤い魔法の調味料を使っちゃったりして!オーバー!!」


アシスタント「ではまた来週!さようなら。オーバー」